一括査定で断られた車の下取りが可能な場合がある

最近は中古車買取専門業者の数も多く増えたこともあって、国内では通常廃車になるような車でも海外への輸出や部品取りなどの理由で買取査定額が付く場合があります。

そのため車を廃車にしようと検討している場合は事前に一括査定サイトなどを利用して査定してもらうことをおすすめします。

ただし、一括査定サイトを利用して複数の車買取業者の査定をしてもらっても、買取不可になることもあるので、この場合は廃車として車を出す必要が出てきます。

そんな場合でも、新しい車の購入をするという理由で車を手放す必要がある場合は、新しい車の購入先で下取りに出せるか相談してみるのがいいでしょう。

うまくいけば一括査定サイトでも断れた車の買取が下取りなら可能になる場合があります。

これはなぜかというと、中古車販売店や新車ディーラーからすると、新しい車を購入してもらえるわけなのでそれなりの特典をつけないといけないという心理が働くからだと思われます。

廃車にしないといけない車を無料で引き取ることによって廃車料金の負担を減らすことを特典とすることができるというわけです。

ただしその場合は、本来受けることができるはずだった別の特典を受けられなくなる場合もあるかもしれません。

また、これは中古車を購入する販売店によって本来なら買取不可と言われた車を引き取ってくれるかというのはいつどこの販売店でも可能とは限りませんので、下取りでも出すことが出来ない場合は新しい車を購入する販売店に依頼をして、廃車の手続きを進めて行くようにしましょう。

■車検期間が残っている場合は還付金に要注意

古い車を廃車にするときに注意しなければならないのは、車検期間がどの程度残っているのかということです。

というのは、車検の時に支払った2年分の重量税、自賠責保険料が、車検の残期間に応じて還付されることになっているからです。

また、1年分ではありますが毎年収める自動車税も月割りで還付されます。

例えば、車検がまだ15ヶ月残っているセレナを6月に廃車にしたとすれば、

・自動車重量税  20,500円
・自賠責保険料  10,820円
・自動車税    29,600円
  <計>    61,020円

と、なんと6万円を超える金額が戻ってくるのです。

このような車をディーラーで廃車として引き取った場合、これらの還付金を顧客に返却するディーラーはほとんどいないのではないのでしょうか。

私自身そうでしたが、ほとんどの場合「廃車として引き取り」でチョンになると思います。

廃車費用を請求することはさすがにないと思いますが、下取車を自社の名義にして裏側でこのような還付を受けていることを知らせてくれるディーラーはほとんどいないと思います。

車検切れなどで使っていない車を廃車で引き取ってくれるのならありがたいことなのですが、まだ使っている古い車を廃車で引き取ってくれることが本当にありがいたいことなのかどうか、この還付金の金額に照らし合わせてよく考えてみるべきです。

上で取り上げたセレナの例などは、自分で廃車処分するか、還付金を戻してくれる廃車専門の買取店に引き取ってもらった方がはるかにお得だということになります。

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